北海道信用金庫健康保険組合

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新着情報

[2024/09/11] 
公費によるHPVワクチンキャッチアップ接種は2025年3月まで

我が国では、毎年約1.1万人の女性が子宮頸がんに罹患し、約2,900人の方が亡くなっています。

子宮頸がんは、女性の多くが”一生に一度は感染する”といわれるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられており、感染してもほとんどはウイルスが自然に消失しますが、一部では子宮頸がんになってしまうことがあります。ウイルス感染を防ぐことが子宮頸がんに罹患しないための手段となっています。

 

このため、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、HPVの感染を防ぐワクチンの接種が公費により無償で提供されています。

 

また、平成25年から令和3年において、HPVワクチンの公費での接種機会を逃した世代(平成9年度生まれ~平成19年度生まれ)の方を対象に、HPVワクチンキャッチアップ接種が公費により無償で提供されていますが、この公費負担は令和7年3月末で終了予定です。

接種は合計3回必要で、完了までに約6か月間を要しますので、接種を希望される方は、令和6年9月末までに接種を開始することが重要です。(全額自己負担の場合、最大約10万円の費用負担となります。)

 

厚労省パンフ①「平成9年度生まれ~平成19年度生まれまでの女性へ大切なお知らせ」

 

厚労省パンフ②「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」

 

対象者の皆さんには、お住まいの各自治体から接種の案内が送付されているところですが、北海道内の令和5年度の初回接種率が全国を下回っている状況であり、当組合におきましても、子宮等の腫瘍に罹患されている方がいらっしゃるため、接種の機会について周知させていただくものです。

 

なお。HPVワクチンを受けていても、子宮頸がん検診は必要であり、当組合におきましても、令和2年度から、婦人科健診の対象年齢を18歳以上の女性被保険者・被扶養者に拡大しておりますので、定期的な健診につきましても、引き続きご利用いただきますようお願いいたします。

 

【厚労省公式YouTubeチャンネル】

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