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[2023/05/12]
一生に一度は肝炎ウイルス検査でがん予防
一生に一度は肝炎ウイルス検査でがん予防
ウイルス性肝炎は、国内最大級の感染症と言われています。
肝炎ウイルスは、感染しても自覚症状に乏しいことから、感染に気付きにくく、適切な治療を行わないまま放置すると慢性化し、肝硬変や肝がんといったより重篤な病態に進行する恐れがあります。
我が国では、肝炎ウイルスのキャリアはB型が少なくとも約110万人、C型は約90万人いると推定され、また、肝炎を発症している患者さんは、B型が約19万人、C型は約30万人と推定されています。
現在は、副作用が少なく、内服で肝炎ウイルスを抑制、排除できる治療が主流となり、心身などへの負担がより少ない治療が可能となっています。
全ての国民が、少なくとも1回は肝炎ウイルス検査を受検する必要があると考えられます。肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、採血検査で判断できます。
お住まいの市町村の肝炎ウイルス検査の補助事業の対象年齢や補助金額をご確認下さい。
当組合の30歳以上の被保険者・被扶養者は、生活習慣病健診の検査項目に含めることができます。
過去の健診ですでに肝炎ウイルス検査をしていることもあります。結果表をお持ちの方は、「HBs抗原」(B型)、「HCV抗体」(C型)の結果をご確認ください。どちらも陰性であれば、今後、肝炎ウイルス検査を受ける必要はありません。